絶妙のバランス
福岡は本日大雨でランチに出かけるのも億劫になりますね。日曜なので、先週ご対応の中から一つ…。
PCの買い替えにあたってデータの移動をしようと思ったがうまくいかないということで呼んでいただきました。伺って確認するとこれまでご利用のPCは無印のWindows98ですからたぶん12年ものですね。これまで、ほぼワープロ専用機としてご利用になってきてCDドライブもフロッピードライブも使った記憶がないそうで、そのままではUSBメモリも使えず手持ちのフロッピーディスクもないため、息子さんがIDE/USB変換アダプタを使ってハードディスクを直接新しいPCに接続してデータをコピーしようとしたそうです。
少なくとも息子さんが持参したWindowsXPのノートPCでは一瞬だけ認識したそうなんですがコピーしようとすると『ファイルが壊れています』とエラーが出て、その後Windows7機に接続しても認識されなくてお手上げのようです。試しに元のWindows98機に繋ぎ直してみましたがうまく起動しませんので、『インデックスファイルの破損』とかそのあたりでしょうか?
何を置いても大切なファイルがあるということなので、その場ではいろいろさわらないで持ち帰りとさせていただき、Linuxに接続するとご要望のファイルを取り出すことができました。データは約50個のWordファイルで1.6MB・フロッピーディスク2枚でしたが…。
問題のハードディスクはFAT(FAT16)で、少なくともWindowsXPでは認識できると記憶しているんですが原因はわからないままです。構成を全く変えることなく12年ですから絶妙のバランスで動いていたのが動かしておかしくなってしまったのかもしれませんね。
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