そこが大事
よく電話でのご相談には応じないことを話題にしているので、普段から血も涙もない対応をしているように受け止めている方がいらっしゃることが最近わかって少し凹んだりしていますが、一度でも訪問のご対応をしたことがあるお客様には電話でも対応しています(内容によってお断りすることも当然ありますが…)し、訪問したときなどはずいぶん守備範囲外のことまで対応してるんですけどね…。まぁ、ここで言い訳していてもどうにもなりませんが…。
ーで、今週の話題はそんな訪問して作業が終わった後、お客様とお話をさせていただいた内容からです。
お客様からのご質問は、いわゆる『PDF形式のファイルをOffice形式などに変換するソフト』は、はたして使い物になるのか?というものでした。
その手のソフトは私も初期設定の時ぐらいしか触ったことが無いですが、以前よりも格段に精度は良くなっていてWordの書類ならかなり近いところまで戻ります。『戻る』という表現を使うとまるでPDFの書類の中に以前のWordのデータが埋め込まれていて、そのデータから元の書類に戻すような印象を持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、実際にはOCRという画像読取の技術を使ってPC上の書類をスキャンしてWord形式に新たに構成しているので、『新たに作っている』わけですが…。
ただ、いくら精度が高くなったといっても、段落や行・文字などが少しぐらいずれてしまうことはありますので、そういった“少しのズレ”を簡単に修正できる人にとっては大変有用なソフトなのですが、そもそも“細かい修正”がよくわからない人にとっては“使えない”ということになってしまいますね。大切なポイントは“変換精度”なのではなくて、“使う人のスキル”だということです。
まぁ、これを言い出したら何でもそうなんですけどね…。
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