ゆっくりつながる。
今日は電器店でサポートです。
月末ではありますが、基本的に平日は暇です。朝から展示品を使ってキャノンのプリンタのヘッドクリーニングのやり方を説明したり、ISDNの無線ダイヤルアップルータの設定方法を説明書を見ながらお客様と確認したりです。
先週からサポートの受付をする場所が少し変更になりまして、検証用のパソコンとお客様のパソコンを繋ぐ回線は展示品とは別の回線でIEEE802.11aの規格の無線で接続していたのですが、途中に障害物ができたりしたので、この際ADSLモデムの位置を変更してもらうことにしました。そこで、とりあえず工事が終わるまでの間、一時的にパソコンを展示しているところから有線で引っ張ることにしました。
今週からその有線接続を使っているのですが、お客様がパソコンを持ち込まれたりして新たにパソコンを繋ぐと、すぐには接続ができず、10分くらい繋いだまま放置しておくといつの間にか接続ができるようになっています。
この現象は新たに繋いだパソコンだけに発生して、一度繋がったパソコンは電源を切っても、一旦別の回線に繋いでも、元にあったように繋ぐとすぐに接続できます。
展示品のスペースはそれほど頻繁に新しくパソコンを繋ぐこともありませんし、少し待てば繋がるのがわかっていれば問題になることはありません。しかし、とりあえず一時的とはいえ毎日持ち込まれるお客様のパソコンを毎回10分待たせるわけにはいかないので、それまでノータッチだった展示品用のLANケーブルをたどってみることにしました。
10分ほどで原因は判明です。増設に次ぐ増設でなんだかよくわからなくなっていたケーブルの途中に“リピータハブ”(スイッチングハブではないやつです、バカハブとか言う人もいますね・・・。)がありましたので、店用の備品からスイッチングハブを探して繋ぎかえると問題がなくなりました。
私が設置屋の仕事を始めたときには、すでにスイッチングハブを使うようになっていたので、リピータハブについてはあまりよくわからない(何段も接続しちゃだめとかぐらい)のですが、たぶんとりあえず解決です。展示スペースの配線は確か去年やり直したはずなのに、なんでリピータハブが使われていたのかもよくわかりませんが・・・。
医者の不養生とか言いますが、最新のパソコンや無線LANを展示している店でも、裏側はあまりお客様にはお見せできないですね。
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コメント
リピタハブかスイチハブか管理者は把握すべきですね。細かい構成図を書いてどっかに貼るのも良いですね。
リピタハブとはなかなか思い難いですね。
投稿: prtwqq | 2005年11月29日 (火) 19時08分
prtwqqさんありがとうございます。
お世話になっているお店なのでなかなか厳しいことは言えませんし、展示用なら10Mでも問題ないですからね・・・。今後あまり役には立ちそうにないですが、勉強させてもらいました。
投稿: pts. | 2005年11月29日 (火) 21時07分